2010年03月11日

源頼朝の夢を買う

源頼朝を巡る女の戦いは北条時政の娘たちの中に明らかにあったと思う。
その証拠に有名な「夢を買った」という話しがある。
ある時 妹が幸せになる夢を見た・・・黙っているつもりだったが
嬉しさからか つい姉の政子に夢の話しをしてしまった。
すると政子は「幸せの夢」は不吉だから その夢を買ってあげると言って
妹から夢を買ったと「曾我物語」の中に描かれている。
この話しの中では「幸せな夢」の内容は明らかでは無いが
頼朝に見初められ結婚する夢だったのではないか?
でなければ、姉の政子に話すはずが無いし政子が買うはずも無い。

おそらくこの時の状況を想像すると・・・・
頼朝が北条邸に世話になる様になってから
娘たちは よそ者 頼朝の存在を意識していただろう。
そして長女 政子の様子から 政子が頼朝に恋をしている事も
妹たちは気付いていたに違いない。
もし政子の妹の中に頼朝に気のある者が居たとしても姉の手前
それを明らかには出来なかったはずである。

娘達がそうであった様に頼朝の方も北条の娘達を意識していただろう。
そして頼朝の好みは政子では無かった・・・
むしろ穏やかな雰囲気を持つ 妹の方だった。
政子がそれを感じ取っていたかどうかは分らないが
妹の方は頼朝の視線を感じていたのではないか?
そして夢を見た・・・意識していたからこそ見たに違いない。
夢を見た後に嬉しくて黙って居られなくなった。
特に頼朝に思いを寄せる政子の事が気になった・・・
姉はどう思うであろうか?
夢の話しを政子にした妹の気持ちは 本人が思うよりずっと複雑だった様に思う。

ところでこの夢を見た妹だが・・・2つの説がある。
次女の阿波局(のち阿野全成の妻)と七女の時子(のち足利義兼の妻)だ。
しかし時子は七女であるし おそらく年も離れていただろうから
次女の阿波局の説の方が有力である。
それとも頼朝がロリコンだったのだろうか?
posted by KANCHI at 11:26| Comment(0) | 頼朝の恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。