2010年05月20日

源頼朝の乳母「比企尼」

源頼朝の誕生は頼朝の父 義朝や母 由良御前は勿論の事
周囲の者に大きな期待と希望を与えただろう。
今をときめく源氏の嫡流の誕生である。
「是非 私に乳母を!」と願い出る者も多かったに違いない。
多くのライバルを差置いて幸運にも乳母の座を手に入れたのが比企尼・・・
比企一族の勝利!一族の将来は約束された様なものだった。
頼朝は周囲の期待通りに成長し12歳で元服し
皇后宮権少進(こうごうぐうごんのしょうしん)という官職についた。
頼朝の出世は乳母の出世である。

しかし間もなく「平治の乱」は起き 頼朝は生き残ったが流刑の身となった。
一度 頼朝の母となり13年も育てて来たのだから
例え先行きの見えない流刑人であっても支えなければならない。
比企尼はそれをやり遂げたのである。頼朝の生活を支え、全てを支えた。
期待の星「頼朝」の復活!源氏再興を誰よりも強く願っていたのは
この比企一族だったかも知れない。
現に流刑人 頼朝と共に伊豆に同行し身の回りの世話をした安達盛長も
早くから家来となった河越重頼も
伊東祐親の息子でありながら頼朝を支援した伊東祐清も比企尼の娘婿たちである。
比企尼は頼朝の為に出来る限りの力を尽くし
その生涯を頼朝の母として生き抜いたのである。
posted by KANCHI at 10:17| Comment(0) | 頼朝の生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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