2011年07月14日

源頼朝を見つめ続けて

源頼朝に寄生しないと決めていた北条義時と
まるで同じ姿勢を貫いていた一族がいる。勿論「三浦」の事だ。
前にも話したが三浦一族は坂東の大豪族である。
三浦から分家し新たな氏を名乗る一族も多く滅亡させられた和田氏もその1つである。
三浦の名は今も三浦半島で知られ地名となっている事からも
一族の大きさを想像する事が出来る。
規模から言えば北条など比べものにならない。

この三浦一族が流刑人 頼朝に味方し平氏と一戦を交える覚悟を決めた事で
多くの坂東武者が同調した。頼朝の運命を左右したのである。
しかし頼朝のそばにいた北条が結果 権力を手にした。
三浦から見ればそれは、頼朝に寄生している様に見えたかも知れない。
周りの豪族達が頼朝に寄生しようともがいている様子を三浦はただひたすら
冷静に見ていた。そして決めていた・・・
「我一族だけは寄生しないでおこう」と・・・。

もしかすると北条の中に居ながら、義時だけが
頼朝に寄生するのを嫌ったのは、三浦義村という
一族の姿勢を示し貫いた友人がそばにいたからかも知れない。
頼朝亡き後の幕府を支えた2人の姿勢は同じだったはずである。

自分を暗殺しようとした相手を目の前にして義時は何を思っただろう。
出来る事なら友を助けたいと思ったのだろうか?
2人の不思議な関係にとても心惹かれる。
posted by KANCHI at 11:12| Comment(0) | 源頼朝の死後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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