2012年08月20日

源頼朝の悲恋

源頼朝(岡田将生)の初恋は現在の世なら良くある「できちゃった婚」で済まされたかも知れないが
都に赴任し、グングンと出世して行く平清盛を目の当たりにした伊東祐親は
すっかり清盛にビビリ、頼朝の義父に成る事を選択しなかった。
選択しなかったと言うよりは、選択の余地が無かったと言う方が正しい。
自分の孫を自らの手で川に沈め殺すのだから、如何に祐親が清盛を恐れていたかが分かる。
史実とドラマでは諸々の違いはあるが、
主役ではない頼朝の場面には時間制限の問題もあるので最短で頼朝が経験した悲しみと
清盛に対する感情を視聴者に伝えるためには仕方なかったと思う事にしよう。
しかしブログでは少しでも史実に近づいておきたいので 今日もツッコんでおこう。

ドラマの中で頼朝の義父に成り得た伊東祐親と
いずれ義父となる北条時政が同じ現場に居合わせ
それはまるで アカの他人の様に描かれていたが、
伊東祐親は北条時政の義父なのをご存じだろうか?
ここで史実で分かっている限りの伊東祐親の子供達をご紹介しておこう。
先ず上に3人の娘が居る・・・順番は分からないが3人はそれぞれ
三浦義澄、北条時政、工藤祐経に嫁いでおり
長女が北条時政に嫁いだと以前、何かの史料で見た事があるが明らかではない。
その3人の姉の下に長男 祐泰(すけやす)次男 祐清すけきよ)と続き四女 八重姫となるはずだ。
北条時政が19歳の時、この妻(伊東祐親の長女)との間に娘 政子が生れている。
政子には兄 宗時と弟 義時が居るが、同腹の兄弟である。
つまりこの時既に北条時政は伊東祐親の娘婿であるはずで、
無関係な様子で描かれているのが不自然である。
それに八重姫が産んだ千鶴丸は3歳で殺されている、
殺したのは伊東祐親の命令ではあるが本人ではないし
沈められたのは伊東市を流れる松川の上流となっており
頼朝の住む蛭ヶ小島は川の流れが反対だ・・・。
ツッコミ出したら限がないが、頼朝の悲しみだけはドラマで充分に伝わったと思うので
今日のところは この辺りで勘弁しておこう。(笑)
posted by KANCHI at 14:15| Comment(5) | 頼朝≠岡田将生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
大河の感想を検索してこちらにたどり着いて以来、興味深く拝見しております。頼朝への愛が伝わってきて、私も影響されつつあります。
今回はかなりショッキングでしたね。ここから頼朝がどう立ち直っていくか見ものです。政子との出会いがカギとなりそうですが。
これからも頼朝視点でのご感想、楽しみにしています。
Posted by ぽよっぽ at 2012年08月20日 21:13
ぽよっぽさん
コメント有難うございます。
そうなんです・・・こんな状況にも関わらず頼朝が、あっさり政子に乗り換えるんじゃないかと・・・どんな風に描かれるかが心配です。(・_・;)
Posted by KANCHI at 2012年08月20日 22:21
とても楽しく、夢中で読ませていただいています。中学時代より数十年来の頼朝さまファンです。教えていただきたいのは、13歳で流人となり、蛭が小島に送られた時は、どのようにして来たのでしょう?どういう経路で、何人位で、又小屋みたいな物はあったのでしょうか?
つまらないことが気になってすみませんが、ここからの20年にとても関心があります。
余談ですが、大河ドラマの頼朝役の岡田将生くん
イケメンぶりに脱帽です。
Posted by 慈海庵 at 2012年08月22日 17:09
KANCHIさん
こちらこそありがとうございます。ドラマ公式の予告見ると、頼朝は政子に網をかけられて捕まってますね。杏さんはなかなかハマリ役な気がします。岡田頼朝さんは、現在のうらさびしい感じは似合っているけど、挙兵までにどうなっていくか、やや不安が残ります。まあ、温かく見守りますが。
Posted by ぽよっぽ at 2012年08月22日 23:02
慈海庵さん 同じ質問をされる方が多いですが、以前(2009.10.15)のコメントを参考にして下さい。http://yoritomo.seesaa.net/article/130305202.html 正直に言えば、この頃のちゃんとした記録や文献がある訳ではないので正解は無いのかも知れません。ただ・・・年上の家来が2人居たようです。(2011.10.13)http://yoritomo.seesaa.net/category/4776247-1.html
Posted by KANCHI at 2012年08月24日 13:02
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