2013年05月24日

頼朝の兄「義平」運命

各地で伝説を残しながら義平は旅をし、旅の途中で弟 朝長や父 義朝の死を知る事と成った。
青墓の宿を出る時には、父 義朝より「源氏の兵を集める様に」
と言われていた義平だが状況は一変。
義平は京の都に引き返す事を決意する。都は義平にとって危険な場所である事に違いはないが
 しかし、1人となった今は平清盛を討つ事でしか、源氏の再興は望めないと考えていたのだろう。
義平は大きな身体を小さくして、秘かに平清盛の館の前を見張り様子を覗っていた。
何とかして館の中に忍び込めないものかと考えていた。
その時、見覚えのある顔が館に出入りしているのを義平は目にする。
それは、以前源氏に仕えていた家来 志内景澄(しうちかげすみ)だった。
義朝は見覚えのあるその顔を見た瞬間にカッとなり、
自分が隠れていた事も忘れて、
志内景澄の首根っこを捕まえると「裏切り者!」と言って怒鳴りつけた。
義平の顔を見て驚いた志内景澄だが・・・・
「私とて、心の底では源氏の再興を願い望んでおります。しかし私の様な力の無い者では、
 どうする事も出来ません。生きて行く為には平氏に従うしか道は無いのです。」と答えた。
志内景澄の言葉にやがて心静めた義平は、
「お主が本当に源氏再興を望むのであれば、
 平清盛の館に忍び込む なにか良い方法は無いか考えよ」
と言い、志内景澄は苦し紛れに答えた。
「今や天下を握った平清盛邸では、人手不足でございます。
 義平さまのお顔は ごく一部の者しか知りませんから変装し、
 私の家来であると言って館に潜入しては如何でしょうか?
 まさか源氏の御曹司が家来となって忍び込むとは誰も考えますまい。」と。
「それは良案」だと義平は、志内景澄の言葉に従い無事に館に入る事に成功したのである。
posted by KANCHI at 13:48| Comment(0) | 頼朝ブログまとめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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