2013年12月13日

源頼朝の思春期 その3

源頼朝の少年時代は「お利口な流刑人」だったのだろう。
しかし頼朝の心は一歩進んで二歩下る様な具合いに少しずつ変化して行ったに違いない。
表向きには「お利口な流刑人」だが心には「大きな野望」が芽生えていた。
13歳で伊豆に流されてから7年の少年時代を過ごしているうちに
世の中も「絶対平氏」の時代から少しずつ変化していた。
かと言っていきなり政権交代とは行かない。
目には見えないが「反 平氏」の心が各地の豪族の間に生まれ始める。
特に、古い考えを持つオヤジ達ではなく その息子たちの中にそれは育ち始めていた。
「平氏にあらずんば人にあらず」の平氏以外を人として扱わず奴隷の様に操って来た
平氏のやり方に違和感を抱き「変えなければ」という思いが
若者たちの間に生まれていたのである。

伊豆に源氏の御曹司が静に暮らしている。
彼らは新しい時代を模索し その可能性を源頼朝に感じていた。
どうせ暇を持て余し お経ばかりを読んで暮らしている。会いに行って見よう!
流刑人に自ら会いに行く事など平氏に脅えるオヤジたちはしない。
平氏に有らぬ疑いを持たれても面倒だ。
しかし 息子たちは流刑人 頼朝に会いに蛭ヶ小島を訪れた。
会って見ると、頼朝は想像以上 噂以上に魅力的だったに違いない。
生まれつきの血筋の良さも 賢さも感じたに違いない。そして思う。
新しい自分たちの時代を こいつを使って作り出せないか?
世の中を変える可能性を頼朝に感じ、心を開いて語った。
頼朝は年の近い若者たちの言葉に 少しずつ心を開いていったのだろう。
心を開いた頼朝の流刑生活には少しずつ変化が現れた。
posted by KANCHI at 19:49| Comment(0) | 頼朝ブログまとめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。