2014年04月18日

源頼朝の初恋 その9

源頼朝のイメージは弟 義経を死に追いやり平氏を滅亡に追いやった事から
極めて残虐であるかの様に描かれている場合が多い。
特に弟 義経に対しては怒りで感情的になり
周囲の意見にも耳を貸さなかったワンマンな頼朝を描いている。
しかし そんなシーンを見る度に違和感を覚える。
頼朝も人間であるからには感情的になる事も無かったとは言えないが
頼朝ほど他者と比べて 極めて冷静な判断の出来る人間はいなかったのではないか?
頼朝は感情を抑える天才だったと思えてならない。
若い頃から頼朝は周囲の意見を大切にして来た。
特に身内の意見より他人の意見、家来の意見に耳を傾け
自分の中でそれらを整理し決断を下して来た。
特に自分を助けてくれた相手に対しては
自分の気持ちを曲げてまでも従う頼朝の姿勢が見て取れる。

伊東祐親の怒りから逃れるために普通は
伊東祐親の元娘婿 北条時政を選ぶ事は有り得ない。
もしも伊東祐親が北条時政に頼朝を殺す様に命じたら
その時はどうするつもりだったのか?
頼朝自身が決断できたはずが無い。
北条時政なら伊東祐親もむやみに手出し出来ない・・・・
その微妙な人間関係を知っている人間でなければ
北条時政の屋敷に逃げ込む事など助言するはずもないし
頼朝を助ける事は出来なかっただろう。
posted by KANCHI at 18:41| Comment(0) | 頼朝ブログまとめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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