2010年03月29日

源頼朝の気品

源頼朝は北条政子と結ばれた。
それを最も望んでいたのは北条政子の兄 宗時であり
それに最も協力的だったのは源頼朝の側近 安達盛長である。
言葉は悪いが 周囲の策略により・・・・
少し言葉を変えれば 周囲の協力によって頼朝と政子は結ばれた。

あずま男に京女では無くあずま女に京男の組み合わせである。
現在では「あずま男」と言えば男らしい男の代名詞に
「京おんな」と言えば お上品な女性の代名詞の様に思われているが
本来はどうやら意味が違っていたらしい・・・
関東の武士は礼儀知らずの乱暴者、
京女は気位だけ高く扱い難い女の代名詞として使われていた。
京で育った頼朝は気品があり、無骨者ばかりの関東武士の中にあって
極めて目立つ存在であった。
政子は頼朝の気品に魅せられ 憧れてしまったのであろう。
日本人の中年女性たちが 初めて韓国俳優ヨンさまを見た時の
それと似ているかも知れない。
一方「あずま女」の北条政子は兄 宗時をはじめとする「あずま男」達の
希望の星である・・・
2人が結ばれて周りが喜んでいる・・・
そんな不思議な一夜が狩野川のせせらぎと共に流れていた。
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2010年03月25日

源頼朝の郵便配達

源頼朝の運命を変えた家来 安達盛長にとても興味があり
大河ドラマ「草燃える」では誰が演じているのか気になっていた。
主役の源頼朝が石坂浩二である事や妻 北条政子を岩下志麻が
また弟 源義経を国広富之が演じいてる事は覚えていたが
その他の登場人物については正直 記憶が無かった。
NHKライブラリーで安達盛長を武田鉄矢が演じている事を知り
そのコミカルな演技に それまで描いていた安達盛長像が
私の中ですっかり変ってしまった。
それと同時に「これも有かも!?」と感心させられた。
政子の兄 宗時(中山仁)が安達盛長と手を組み
頼朝と政子の仲を必死で結ぼうとする様子が描かれていて
思わずニヤリと笑ってしまった。
北条邸の裏庭に楓の木があり、政子が手紙を書いては枝に結ぶと
それを兄 宗時が安達盛長に渡し頼朝に届ける・・・
すると頼朝がまた手紙を書き 楓の枝に結ばれる。
躊躇(ちゅうちょ)している頼朝に安達盛長が
「さぁ詩(うた)詩!」と言って手紙を書かせるシーンもあったりして。
私の中の安達盛長は冷静で言葉少なく
常に頼朝の心を読み取り黙って頼朝を支える様な
どちらかと言えば厳しく頼朝に似たタイプの人物を想像していたが
ドラマの中の武田鉄矢演じる安達盛長は
頼朝とは正反対の縁の下の明るい力持ちであると感じた。
13歳で流刑生活を頼朝が乗り切れたのは一番の側近が
オチャメで明るかったからかも知れない。

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2010年03月18日

源頼朝がニヤリ

源頼朝が手紙を書いた相手は政子の妹であったし、
源頼朝と結ばれる夢を見たのも政子の妹であった。
しかし妹から夢を買った政子に頼朝の手紙は渡された。
全ては頼朝に仕える安達盛長の判断によるものである。
当然 政子はその手紙が妹に宛てられたものとは知らなかっただろう。
そして頼朝からの手紙に喜び 早速 反歌を贈った。

運んだのは安達盛長だったのだろうか?
手紙の返事を受け取った頼朝はニヤリと笑ったに違いない。
その反歌を政子が書いたとは知らずに
政子の妹の顔を思い浮かべてニヤリとしたのか?
それとも政子が書いた反歌だと知って
「安達盛長・・・やりやがったな。」の意味だったのか?
どちらにしても 今夜が楽しみになった。

「今夜 遊びに来ませんか?」と手紙を送っても
おそらく その相手が政子の妹なら やっては来なかったであろう・・
頼朝の方が忍び込んで来てくれるならまだしも
自ら頼朝に会いに行く程 積極的な女性ではなかったと想像できる。
しかし手紙の相手は北条政子だった。
大胆にも政子は そのチャンスを逃すまいと その夜1人で
頼朝の寝床に忍び込んだのである。そして2人は結ばれた・・・
頼朝が政子に気付いたのが 何時だったのかが気になるところだが
その時 頼朝は「安達盛長・・・やりやがったな。」と
ニヤリとしたに違いない。
この時 歴史は大きく動いたのである。
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2010年03月15日

源頼朝のラブレター

源頼朝の夢を見た北条政子の妹は その夢を政子に売った・・・。
と言うよりは「売らされた」のである。
政子にしてみれば 妹の夢が正夢になったらどうしよう・・・。
という不安から言葉巧みに
おそらく「その夢は不吉だ」とか何とか言って「夢」を妹から買ったのだろう。
朝方 目覚める時に見ていた夢は正夢になる。という話しを
昔 聞いた事があるが、頼朝の時代にはどうだったのだろう?
妹は朝方に 頼朝の夢をみたのだろうか?

とにかく頼朝の好みは政子では無く妹の方だった。
その証拠となる有名な逸話が「曾我物語」の中にある。
頼朝が書いたラブレターの話しである。
この話しが 頼朝が北条邸に世話になっている時の事か
その後 蛭ヶ小島に戻ってからの事なのかは明らかでは無いが
とにかく頼朝は政子の妹に手紙を書き それを安達盛長に託した。
安達盛長は考えた・・・源氏再興のために有利な頼朝の妻は誰であるか?あるべきか?
安達盛長はその手紙を政子に渡したのである。
手紙にはおそらく こう書いてあったのだろう・・・
「もしも宜しければ今夜遊びにいらっしゃいませんか?お待ちしております。」
政子は喜んだ・・・そして反歌を書き送った。
頼朝はその返事が政子からだと知っていただろうか?
知っていて「まっ良いか!」と思ったのか
それとも妹からの返事だと思い込んでいたのだろうか?
どちらにしても「正夢」を買い取ったのは北条政子の方であった。
安達盛長のいたずらが運命のいたずらとなった瞬間である。
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2010年03月11日

源頼朝の夢を買う

源頼朝を巡る女の戦いは北条時政の娘たちの中に明らかにあったと思う。
その証拠に有名な「夢を買った」という話しがある。
ある時 妹が幸せになる夢を見た・・・黙っているつもりだったが
嬉しさからか つい姉の政子に夢の話しをしてしまった。
すると政子は「幸せの夢」は不吉だから その夢を買ってあげると言って
妹から夢を買ったと「曾我物語」の中に描かれている。
この話しの中では「幸せな夢」の内容は明らかでは無いが
頼朝に見初められ結婚する夢だったのではないか?
でなければ、姉の政子に話すはずが無いし政子が買うはずも無い。

おそらくこの時の状況を想像すると・・・・
頼朝が北条邸に世話になる様になってから
娘たちは よそ者 頼朝の存在を意識していただろう。
そして長女 政子の様子から 政子が頼朝に恋をしている事も
妹たちは気付いていたに違いない。
もし政子の妹の中に頼朝に気のある者が居たとしても姉の手前
それを明らかには出来なかったはずである。

娘達がそうであった様に頼朝の方も北条の娘達を意識していただろう。
そして頼朝の好みは政子では無かった・・・
むしろ穏やかな雰囲気を持つ 妹の方だった。
政子がそれを感じ取っていたかどうかは分らないが
妹の方は頼朝の視線を感じていたのではないか?
そして夢を見た・・・意識していたからこそ見たに違いない。
夢を見た後に嬉しくて黙って居られなくなった。
特に頼朝に思いを寄せる政子の事が気になった・・・
姉はどう思うであろうか?
夢の話しを政子にした妹の気持ちは 本人が思うよりずっと複雑だった様に思う。

ところでこの夢を見た妹だが・・・2つの説がある。
次女の阿波局(のち阿野全成の妻)と七女の時子(のち足利義兼の妻)だ。
しかし時子は七女であるし おそらく年も離れていただろうから
次女の阿波局の説の方が有力である。
それとも頼朝がロリコンだったのだろうか?
posted by KANCHI at 11:26| Comment(0) | 頼朝の恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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